No.19 小正月です

避難生活も早7年がたとうとしています。もし事故が無ければ、十四日より小正月を迎え、小高区南小高と言って、町の鎮守貴船神社で火伏祭が行われていた。私も神楽保存会として、獅子舞をしていたわけだ。神輿を繰り出し町内の、家内安全を祈願して練り歩くものだ。今回避難先で賽ノ神と言って、小正月の行事に行ってきました。雪の降る前に、田んぼの中に柱を立て、周りに藁束やススキでかこった塚を作り、準備してその日を迎える。会社がある稲田の行事で、若者会の主催のようである。鎮守から会場まで、手作りの灯ろうに導かれ、田んぼ中へとつづく、厄年の人と八方ふさがりの人によって点火された。持ち寄ったもちなどを焼いて、家内安全、無病息災を願っていた。地方によってはどんと祭と言う物かもしれません。会場ではお神酒がふるまわれ、さらにはトン汁甘酒、玉こんにゃくジュウスなどもふるまわれた。全国でも揚々の行事が行われるようだ。